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4章 不動産の価格に関する諸原則2 最有効使用の原則など

最有効使用の原則
不動産の価格は、
その不動産の効用が最高度に発揮される可能性に最も富む使用
(←最有効使用)
を前提として把握される価格を標準として形成される。
この場合の最有効使用とは、客観的にみて、
良識と通常の使用能力を持つ人による
合理的かつ合法的な最高最善の使用方法をいう。
なお、ある不動産についての現実の使用方法は、
必ずしも最有効使用に基づいているものではなく、
不合理な又は個人的な事情による使用方法のために、
当該不動産が十分な効用を発揮していない場合があることに留意すべきである。
*異なった使用方法を前提とする需要が競合
(不動産は用途の多様性を持っているため)

結局、最も高い価格を提示することができる需要者が取得

それは不動産を利用することにより利潤が最大となる使用方法
すなわち最有効使用の場合である

したがって、不動産の価格は最有効使用を前提として形成される


・需要と供給の原則
一般に財の価格は、
その財の需要と供給との相互関係によって定まるとともに、
その価格は、また、その財の需要と供給とに影響を及ぼす。
不動産の価格もまた
その需要と供給との相互関係によって定まるのであるが、
不動産は他の財と異なる自然的特性及び人文的特性を有するために、
その需要と供給及び価格の形成には、
これらの特性の反映が認められる。

・収益逓増及び逓減の法則
・収益配分の原則


・競争の原則
一般に、超過利潤は競争を惹起し、
競争は超過利潤を減少させ、
終局的にはこれを消滅させる傾向を持つ。
不動産についても、その利用による超過利潤を求めて、
不動産相互間及び他の財との間において競争関係が認められ、
したがって、不動産の価格は、このような競争の過程において形成される。

・寄与の原則
不動産のある部分がその不動産全体の収益獲得に寄与する度合いは、
その不動産全体の価格に影響を及ぼす。
この原則は、不動産の最有効使用の判定に当たっての
不動産の追加投資の適否の判定等に有用である。
*関連論点→限定価格




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